BLACK★ROCK SHOOTER: INSANE INSIDE

ニコニコに動画を投稿した。


この動画作ってからもう6年たったの…というかほぼ7年前。

MikuMikuDanceスターターパック

MikuMikuDanceスターターパック

この書籍の講座とモデル紹介のための動画なんだけど、当時すごくノリノリで作った。
インセインブラック★ロックシューターのモデル改造も自分でやったし。
その数ヶ月後ぐらいにMMEが登場してモデルの質感描画に幅が出てこの動画でやった死ぬほどめんどくさい技術は使わなくてよくなったんだよなあ。
NiveとAviutlでものすごい手間をかけた気がする。4・5回レンダしなおしたり。
大分時間も経過したし、テクニック的にもあんま意義はないし、もったいないから公開したいと思った。


当時のpmmとか素材aviは残っているはずもなく、一から再出力はできないんだけど不満があったカットを編集で若干誤魔化した。多少はマシになったと思う。
しかしエンコ殺し動画だから投稿したのはノイズ除去して2500kbpsだけどまだ微妙にきつそう。
収録版は実は5000kbpsでエンコしてるという。当時のニコ動画の投稿基準だとおそらく画質が破綻するけど、mp4をそのままDVDに入れるなら情報量増やしまくってもいいかなと意図的に細かいものを動かしたりフィルター的な揺らぎを入れたりしているので。(あとはモーション作成にあまり手間をかけられなかったのもある)
あと岩場やチェッカー模様の床を見て、「この頃はミップマップや異方性フィルタがなくてテクスチャが汚かったのがどうしよなもなかったな…」とか思い出したりした。このときに初めてテクスチャ処理が気になるようになったんだよな。


あと、久しぶりに自分の作った動画を他のも見返してみたんだけど、やっぱおもしろいわ!
自分の見たい動画を作っただけのことはある。

こぞことし

あけましておめでとうございます。


昨年は地味に色々と新しいことを始めた感じがある。一番はC4D覚えての「てさぐれ!部活もの」への参加。
ソフトを覚えたり、モーション・アニメーションについて色々と学べたことが大きい。
番組も好評で1月からすぐに第2期「てさぐれ!部活もの あんこーる」が放映されることになっていて、年末年始の休みなにそれ食えるのか?状態。イエーイ。


参加の経緯としては、cortさんがブログでスタッフを募集していたので「やりたいやりたい!」って連絡をぶっ込んでみた感じです。なにか新しいことをやってみたくて。
∠( 葵゜∀゜)/「新しい!」
MMD周辺のこうした企画はわりとボチボチあるので、自分から探してみたらなにかしらチャンスが転がってるかもしれません。


ニコニコ動画MMDをめぐる状況にはアレやコレやあるけど、ま、死角とニッチを見つけて適当に遊んでいこう。ぶっちゃけ革新的によい状況が勝手に生まれるとは思ってないので、楽しみ方を自分で探るとよし。


やろっかなと思ってることとして、今年はblender覚えること。とりあえずアニメーション方面だけでも。てさぐれのために短期間でC4Dを強引に覚えたのでなんとなく心理的なハードルも下がったし。
C4Dはタイムラインやキーの管理はやりやすいのだけど、FカーブのUIに難があると感じてるかな〜。


去年始めたことだけにこだわらず、もっと新しい変化を求めていこう。

『てさぐれ!部活もの』のアニメーション作成に参加してます

石舘光太郎監督の例のアレ系の番組です。


■番組公式サイト
てさぐれ!部活もの あんこーる|日本テレビ


■ニコニコチャンネル
てさぐれ!部活もの - ニコニコチャンネル:アニメ
てさぐれ!部活もの」11話・12話生放送

ニコ動での常時配信はなくて、生放送のタイムシフトを観るのがいい感じですね。
本編後の声優さんのラジオ番組も含めてひとつのコンテンツって感じw


配信形態がちょっと特殊で、来週は「振り返り放送」と題して1話も再度生放送して、最新2話目を放送します。3話をやるときには1,2話を再放送、4話時には1,2,3を再放送、5話を…以下略。
7話以降はまたちょっと変わるみたい。
なんか複雑な感じですがまあ大人のじじょ(ry


私は奇数回の担当なので、次やってるのは3話になります。

Cinema 4Dでのモーション作成

やっていることは、Cinema 4Dでの本編モーションの作成です。
プレスコなので、声に合わせてアクションを作ってる。
私の担当ではないですが、MMDを使ってるのはEDのダンスパートかな。とは言ってもレンダリングはモーション持ち込んでC4Dという形だったような。
なんか企画初期段階での情報とかで全部MMDみたいに紹介されてる記事もあったりしますが、誤情報ですね〜。


「これからC4Dを覚えてモーションを作ってもらいます」という無茶振りに「そういうのは得意な分野です」と答えた結果が今ですね。

通常のMMD動画でやっていることとは違った要素が多くて楽しい!

MMDと統合3Dソフトの違い

いわゆる統合ソフトをいじって使い込んでみることで、「MMD自体がどういうものなのか」という点でわかってきた点もあってなかなかおもしろいです。他の言語を学ぶことで母語を知るみたいな話ですね。
ざっくり言うと「統合ソフトは映像を作るためのソフト」で、「MMDは動かして見て楽しめるソフト」という感じかな?MMDの最大の特徴はプレビューの速度と操作ステップ。プレビューサイクルを回すところがキモだったんだなと感じているところ。

MME分類つきリストと配布リンク

MMEの講座動画を作って、私が分類したリストを乗っけて公開しようかと思ってたんですが、ちょっと時間がとれない感じなのでリストだけ先に公開しますね。


ニコニコ動画上で紹介されているもの】
動画マイリスト・静画クリップのリンクです。私なりに系統立ててまとめてます。ちょっと分類があやしいのも多いがまあいずれ整理しなおす日も来るだろう。いいね?

複数セット

複数のMMEがまとめて紹介されているもの。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37219383

材質シェーダ系

モデルやアクセサリごとに適用して、質感や陰影の出方を変える系統のもの。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37217309
http://seiga.nicovideo.jp/clip/908619

ポストエフェクト画面効果系

一旦描画された画面に後から効果を加えて(=ポストエフェクトということ)、画面の色味を変えたりブラーをかけたりするもの。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37217368
http://seiga.nicovideo.jp/clip/908622

パーティクルオブジェクト

炎や光、大量のアイテムを降らせるなどのパーティクル系統のエフェクト。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37217342
http://seiga.nicovideo.jp/clip/908621

環境オブジェクト系

パーティクルと一部かぶるが、雪や雨を降らせる、水面や草むらなど自然現象のシミュレーションといった方向のものをピックアップ。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37219362

配置変形特殊その他

モデル単位での変形効果や、コピー配置して増やしたりその他特殊なもの。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37217375
http://seiga.nicovideo.jp/clip/908623

支援ツール類

支援ツールのあるエフェクトとか。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37219365

MMM対応・MMM向け

MMMに対応していたり、MMM向けのエフェクトをまとめてます。
http://www.nicovideo.jp/mylist/37217383
http://seiga.nicovideo.jp/clip/908625



ニコニコ動画外公開サイトなど】

ニコ動上では紹介されていないエフェクトが直接公開されている場合もあります。

■そぼろさん - SkyDrive

■ビームマンP - ビームマンのエフェクト置き場 - アットウィキ

■Elle/データP - Elle/データPのデータポートⅡ | uploader.jp

■Furiaさん - http://flammpfeil.appspot.com/trinketbox/

■針金P - MikuMikuEffect FXファイル置き場 針金のブログ/ウェブリブログ

■おたもんさん - 御琥祢屋 - MMD関連ファイル置き場

■ミーフォ茜さん - Linearstar

■わたりさん - MME用エフェクト | uploader.jp

■ラテさん - MMEパーティクル置き場:ラテの屋根裏倉庫:So-netブログ

■Pitさん - PiTs Motion and Model Deveropment - アットウィキ

セルフシャドウの小技

セルフシャドウの陰影を完全に消したり全部影にはできないか?という話題です。

一部の人に役立ちそう。

■シャドウOFFではダメ

シャドウオフは、単なる2値トゥーンの描画です。セルフシャドウの発生しない塗り分けですね。




■パターン1

mode1で距離を0にする。




消えてそうですが、カメラがモデルの近くに寄ると陰影が出てしまう。


■解法
シャドウ距離の数値欄に「-10000000」とか極端な数値を入れる


この設定ならカメラをどう扱っても陰影は出ません。

■パターン2

シャドウ距離の設定を「9999」にする


この場合はセルフシャドウの「落ち影」は消えますが、光源の反対側、グラデーションの陰影が出る部分は消えません。これはこれでひとつの使い方ができそう。


■モデルを全部影の中に入れたい

照明の位置XYZを全部0にする。数値入力で決定すると簡単。



スカイドーム以外全部暗い。



カメラの向きが変わっても影。

■どういう状況で使うの?

んー、真っ暗な状況とか、合成のベース素材マット素材作成とか。特殊ではある。

わぁいAdobe CS6 Master Collection


Adobe CS6 Master Collection買いました(`・ω・´)
AEが…Premierが…Photoshopが…!


■指定校ライセンス版だとかなり安くなるよ

個人の購入では放送大学の学生になって学割で買ったとかの話もありますが、今回私は指定校ライセンスというものを利用しました。

これは、専門学校の短期通信講座に申し込みをし、同時にAdobeソフトのパッケージを購入するというものです。

・関連
元なかの人が語る最大82%オフAdobe CS5.5、CS6無償アップグレード付き激安価格販売サイトのカラクリ|フリーランスのWebコンサルタント・エンジニア
「Adobe Creative Cloudを”格安”で購入できる」通信講座まとめ - NAVER まとめ
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私が申し込んだのはデジハリオンラインスクール

価格はMaster Collectionで11万6600円(定価だと33万円くらい)
動画やMMD関連のみならProductionPremiumでいいかも。そっちはだいたい9万円ぐらいみたいです。
申し込み後11日で、ソフト到着→AdobeでID確認→シリアル発行、が完了しました。


使用において基本的に制約はないと考えていいですが、まあ詳しくはadobe公式で確認をば。
http://www.adobe.com/jp/joc/education/purchasing/slp/faq/

■パッケージ買うかどうか

CSシリーズは完全にクラウドへ移行するということもあり、パッケージ版を買うかどうかはわりと考えるところだと思います。どれを選択するかは目的や用途や状況次第かと。
こういう選択肢もあるということで。

■AEプラグインとか

このプラグインは便利、とかキャンペーン割引とか、お得情報あったら教えてください!

ゴーストエフェクトについて[MMD制作]

そぼろさんへ。
以前作成していただいたゴーストエフェクトなのですが、より具体的にこうであると嬉しいというのを考えてみましたので、こういうことは可能でしょうか?お手すきであれば力を貸していただきたいです。

ゴースト残像の最新フレームを上書きで

■現在フレームの表示をゴーストの上にしたい
今の仕様では過去フレームのゴーストが現在フレームの描画の上に半透過で表示されていますが、現在フレームの描画を一番上にして、ゴーストに邪魔されないようにしたい。


・今の仕様はこういう感じで、現在フレームの描画の上に半透過のゴーストが重ねられている状態


・現在フレームの描画を一番上にすると残像がすっきりする。(参考のため画像加工で作成)


■参考
fxの最後の箇所、"AlphaTestEnable"をfalseからtrueにすると残像がクリアされなくなる。その状態が結構イメージに近い。

pass DrawlastGhost < string Script = "Draw=Buffer;";> {
AlphaBlendEnable = false;
AlphaTestEnable = true;
VertexShader = compile vs_2_0 VS_passDraw();
PixelShader = compile ps_2_0 PS_BufCopy(GhostView);
}


残像が時系列で上書きされている。


想定している使い方

実際にこのエフェクトをどういう風に役立てるかというのは大きく2つのことを考えてます。

■モーション作成の補助

モーションの動線や補間曲線を可視化することによって、モーションにおける補間調整への意識を高めることができるのではないか?
静止フレーム状態でも時間的な動きが確認できると参考になるのではないか?

■残像エフェクト

もっとも単純なモーションブラー効果、あるいは格闘ゲーチックな残像効果
参考:http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/4d/e7/hitikiriizoh/folder/1509310/img_1509310_63627929_5

こういう使い方をするならば、残像にα値だけでなく色味をつけられるとよいかも。
また、30fpsだと残像が多すぎるので2フレーム、3フレームおきの描画といった表示ができると効果的かもしれない。

avi出力を想定した実用エフェクトとして使うためには

残像エフェクトとして出力を考えると問題点が生じるのでその対応について。
現在の仕様では、残像を残さない設定にしたオブジェクトは前後の位置関係がどうであれ残像より奥に描画されてしまうようになっているので、「自身は残像を残さないが残像より手前に描画される」という設定もできると実用的でおもしろくなるかなと。

描画位置 残像あり 残像なし
上レイヤー
残像レイヤー
下レイヤー