「Scene PV風」の演奏モーション解説4〜弦楽器2

ギター編続き

演奏モーション全般に言えるのだけれど、やっぱり一番最初のハードルは「聞き取り」になってしまうのかな。前回の「ピッキング」のところに書いておくべきだったと思ったけど、おおまかに「コードカッティング」とか「アルペジオ」とか「フレーズ」とかは当て込んだ上で右手ストロークの大きさや速度を合わせてはいる。

■フィンガリング
  • イントロ

イントロ部分はアルペジオ(…でいいと思うんだけど)で、多分ベース音が変わるところで指の押さえが一本変われば雰囲気が出るはず、といった程度の感覚で。押弦位置や握っている指の形などは整合性はない。
ベースもギターも基本的には、事前に5種類程度の「指ポーズデータ」を作って、それを適当に切り替えてやっている。

  • バッキング

かきならしているなー、ぐらいで。左手に整合性はなし。

  • サビ部分

オクターブかな?と思ってそれっぽく指を決めているが、使用している弦、押さえているフレット自体には整合性なし。
ただし、音程の上下については「このぐらい移動したらそれっぽい」という感じである程度試して調整はしている。
ここでは特にスライドで高音部に移る個所で、腕をひきつけることで上体が若干「くの字」にブレるような感じを出すことでそれっぽさを出した。ポジションチェンジと同期させてセンターボーンと上半身ボーンをほんの少しだけ動かして。

  • カッティング

カッティングは、適当に作った「指ポーズデータ」を切り換えて、それぞれ「パー」のポーズデータを仮登録し指が若干開いたポーズデータをさらに作成して、ミュートと押弦のタイミングを合わせた。
なにげにここが一番めんどうだった…とは言える。

■まとめ

実はギターが一番自信がないというか…、特にコードの握りとかは独力で調べたとしてもどうあがいても無理だと思ったので、最初から投げていたというわけです。