MMDでスーパースロー表現の解説

MMDでスーパースローのモーションを作成する手法。
piloさん、ぬるぬるMMDを紹介してくれてありがとう!

実行手順

1.PmdeditorのVMDviewの非物理化保存で物理モーション焼きこみ

Pmdeditorのバージョンが古いと剛体が切れて離れてしまうので注意。

2.MMD上に展開し、フレーム範囲選択と拡大縮小、細かいところはフレーム削除と挿入でも

フレーム拡大縮小で拡大する場合、範囲の後ろにあるキーと重なってしまうことに注意。

3.挙動が不満なボーン、物理キーをvmd保存する

すべてに適用する必要はなく、またデータが重くなり過ぎるので

4.ぬるぬるMMDでキーをスプライン補間する

【MMD】モーションをスプライン補間するツールを作ってみたが… - ニコニコ動画
フレームの長さによってはとんでもない容量になる。10MBを超えたvmdは私の環境では読めなかった。ただし選択ボーンごとにいくつか分割すると読むことができたので、MMD内のキーフレーム限界まではいっていない。複数モデルを扱うなどするとそこまでいく可能性はある。

4.5.ラジ割を使ってもよい

フレームが少ないならば、手でラジ割してキー前後の変動を少なくしてもよい。数十フレームならよいが、数百フレームやると手首が死ぬ。

5.ぬるぬるMMDで補間されたキーをMMDに読み込む

スプライン補間なので上書きで問題なし、現在あるキーは必ず通る

今後の発展

  • キネクトキーデータ削減ツールなどを使ってデータ量を減らせないか

短いフレームなら問題ないが、長いフレーム、また複数モデルを扱う場合データ量を減らしたい。

…どれを使う?全部試すに決まってるだろ!

複数モデルの取り扱い

Pmdeditor上では複数モデルの同時演算ができない。pmxならポリゴンの限界がないのでコンパチしてしまうという方法も考えられるが、できればソフト上で扱いたい。MMMあたりにこれを期待していたり…w

物理挙動の最適化

Bulletは基本的に60fpsで動作させるのが一倍いいらしい?
なので物理焼きこみも60fpsでやりたいなーと。元データが大きければ補間もよりキレイになるし。これもMMMに(ry

ノウハウ

実際技法自体は単純なものなのだが、これを実行するときは大きなデータの取り扱い、またMMDの癖のあるフレーム拡大縮小を理解しておくといったことがポイントになる。そこらへん動画では解説できなかったけど。
読み込みに数十秒かかった上に結局フリーズはたくさんです…。

これは結局「モーション」

なのでその後の調整、カメラをプレビューしながらいじれるのが強み。幅がある。